この一冊
本にまつわるエッセイを不定期にお届けいたします
- 自分は変だと悩んでいた僕が「一人じゃないんだ」と救われた一冊
- ライツ社 高野翔
小学生のころ、ずっと自分のことをどこか変わっていると思っていた。靴ひもは何度やってもうまく結べないし、忘れ物は多いし、周りの多くの子が簡単にできる(ように見えた)ことが自分にはできない。母親は先生との面談の際に「登校後、ランドセルを背負ったまま歩き回っています。学校に着いたらまずランドセルを下ろす …続きを読む
小学生のころ、ずっと自分のことをどこか変わっていると思っていた。靴ひもは何度やってもうまく結べないし、忘れ物は多いし、周りの多くの子が簡単にできる(ように見えた)ことが自分にはできない。母親は先生との面談の際に「登校後、ランドセルを背負ったまま歩き回っています。学校に着いたらまずランドセルを下ろす …続きを読む
本は、屋内で読むものでもありません。
碧空の下で、芝生の上で、風を感じながら、
緑の中で、雨やどりをしつつ……。
そんなシーンの中に「本」があってもいいのでは
と思います。
<2024/08/19 更新>
髙田郁文化財団とは
私たちは、本を読む楽しさを伝え
読書を暮らしの中に取り入れ
身近なものにするための
啓発活動を行います